お部屋探しをするとき、多くの人が「家賃」と「通勤時間」を比較し、どちらを取るか悩むかと思います。

大概の場合が、職場の近くに住もうとすれば家賃が高くなり、家賃を抑えようとすれば職場からは遠くなり通勤時間が長くなる・・・どっちがいいのか、多くの人にとっては大きな問題です。

そこで今回は、様々な観点からそれぞれの利点を見ていきます。

 

家賃を優先する

実際のところ、家賃と通勤時間を比べた際には、大多数の人が家賃を優先しているようです。家賃は毎月の固定費ですので、1,000円違えば年間1万2千円1万円違えば年間12万円違うことになります。大きいですよね。

その差額分、好きなことに使ったり、貯金をしたりできますし、それを考えれば多少通勤時間が長くなっても我慢できると思う人も多いようです。あなたはどうでしょうか?

次に、家賃を優先することでの意外な利点について見ていきます。

始発駅なら座れる可能性も

通勤の何が嫌かって、通勤ラッシュの満員電車ですよね・・・でも、自宅の最寄り駅や、職場の最寄り駅が始発の場合、座れる可能性があります。通勤時間がたとえ長くても、座って過ごせれば快適です。

その間、読書を楽しんだり、資格試験の勉強や仕事の準備などもできるかもしれません。

オン・オフの切り替えができる

職場から離れていると、物理的距離によって気持ちのオン・オフの切り替えがしやすくなります。

逆に職場が近すぎると、休みの日に街で会社の人に会ったり、自宅が近いからという理由で残業や休日出勤を頼まれるなんてことも・・・気持ちの上で、オン・オフの切り替えがしやすくなるというのも大切な要素です。

長い定期区間を休日に活用する

通勤が長いということは、定期区間も長くなるということ。休みの日には、その定期区間内にある様々な街で遊ぶことができます。うまく活用すれば休日の電車代はほとんどかけずに済む可能性も。

部屋を探す際には、プライベートでよく利用する路線沿線なども考慮しておくことで、通勤時間が長くなることをメリットに変えることもできます。

 

通勤時間を優先する

一方で通勤時間を優先すれば、その分時間に大きな余裕が生まれます。ある統計研究によると、通勤にかける時間が90分以上になると日常生活の満足度が低下すると言われており、それだけ通勤にかかる満員電車などのストレスが大きいことが分かります。

通勤時間が短くなることでの利点についても以下にまとめました。

自由な時間が確保できる

当たり前な話ですが、通勤時間が30分短くなれば毎日往復1時間の自由な時間が確保できます。

朝の30分も夜寝る前の30分もとても貴重ですよね。お金同様、時間もまた積もり積もれば莫大な時間となります。

満員電車が苦になりづらい

電車に乗っている時間が短く済めば、その分満員電車に乗っている時間も短く済みます。数分の辛抱と思えば、さほど満員電車も辛く感じないもの。

毎日のことなので、これが意外にも体力面や精神面において、大きなメリットとして挙げる人が多いようです。

万が一の場合もタクシーが使える

飲み会でうっかり終電を逃したりしてしまっても、気軽にタクシーを使える距離であれば安心。仕事で使うものを忘れても、自宅へ取りに帰ったりしやすいなど、何かと便利なのは高ポイントといえます。

 

まとめ

以上、「家賃」と「通勤時間」それぞれの利点について紹介してみました。

どちらが良いのかは、実際の状況や、何を優先するかによって大きく変わることと思います。

住まい探しのちょっとしたヒントになれば幸いです。