ジメジメする梅雨・・・梅雨が明ければムシムシと暑い夏・・・何かしようと思っても、つい二の足を踏んでしまう。梅雨や夏ってそんな季節ですよね。

でも、そんな季節だからこそお部屋探しやお引越しを考えてみるのが良いかもしれません!通常よりもいろいろお得に済むかもしれない、今回はそんなお話をしていきたいと思います。

 

梅雨~夏場は閑散期になる

不動産の繁忙期と言えば、2月、3月頃になります。新社会人や大学生の一人暮らしなど、新生活に合わせて動く人がたくさんいる時期です。

また、9月に入ってくると、社会人の人事異動などで引越しをするという方も増え、その頃から年末、繁忙期に向けまた徐々に物件が動き始めるのです。

そんな中、閑散期と言われているのが梅雨~夏場の時期です。雨や暑さの最中、引越しなんてしたくない・・・そういった思いは皆一緒ということですね。

 

閑散期に動けばこんなお得が!

では、動く人が少ない閑散期にあえて行動すると、どんなお得があるのでしょうか?簡単にご紹介していきます。

 

物件の動きが多少緩やかになる

繁忙期に比べて、物件の動きが多少緩やかになるのがこの時期です。繁忙期には、募集が出てもすぐに申し込みが入ってしまい、内見もできなかった・・・そんなことがよくありますが、この時期であれば多少動きが緩やかになるのでいろいろと検討しやすくなります。

繁忙期よりも物件自体の数は少ない傾向にありますが、ある物件の中では検討する時間はゆっくり取れるでしょう。しかし、自分が良いと思う物件は他の人から見ても良い物件になりますので、気に入ったお部屋があれば早めに決めるのがおすすめです。

もし何か気になる点があれば、物件の担当者に相談してみましょう。

 

家賃・入居日の交渉がしやすい

大家さんとしては、1日でも早く次の入居者を決めたいという思いがあります。空室期間が長いとそれだけ赤字になるからです。

この閑散期の時には問合せしてくる人の数も少なくなっているので、大家さんとしても検討してくれるなら、多少は値下げや入居日の相談をしても良いと思ってくれるわけです。そのため、通常時に比べると交渉はしやすいと言えます。

しかし、ここで注意していただきたいのが、家賃交渉や入居日などの相談をしてそれに応えてくれた場合には、ちゃんと契約をするという気持ちでお願いするということです。契約する気もないのに交渉や相談だけを行うというのは、大家さんに対して大変失礼になりますので、気を付けましょう。

 

引っ越し料金も安い

繁忙期に比べて、引っ越し料金も安くなっていますので費用を少しでも抑えたいと考えている方には、この時期の引越しはおすすめです。

また、費用云々の前に、繁忙期には引っ越し難民と呼ばれる方が出るくらい、お金を出しても引っ越し業者が捕まらないという事態も起こります。その点、この時期であれば業者さんも選べますし、忙しくない分丁寧に作業してくれる可能性も。

 

 

閑散期の注意点

閑散期の物件探しに関して、注意点についてもお話していきます。

ひとつは、先ほどもお話ししましたが、物件の数自体が少ない可能性があるということです。新たに空きが出る物件が少なく、希望の条件のお部屋が出てくるかどうかはタイミング次第になる可能性があります。しかし、引っ越しする時期が特に決まっていないのであれば、のんびりといろいろな物件を見て希望の物件を探すというのも良いでしょう。

ふたつめは、家具や家電などを買いそろえる際にお得が少ないかもしれない、という点です。繁忙期には、家電量販店など様々なところで「新生活応援フェア」などと題して、お得な家電セットの販売を行っていたりしますが、そういったキャンペーンがない可能性があります。しかし、今は中古品を低価格もしくは無料で譲ってくれたりする人を探せるサイトなどもありますし、まずは必要なものだけ揃えて、あとから買い足していくなど方法は様々にありますので、さほど心配する必要もないでしょう。

 

まとめ

閑散期のお部屋探しやお引越し、前向きに考えてみる気になったでしょうか?

いろいろとお得に済むかもしれないお部屋探しやお引越し、こんな時期だからこそ、思い切って行動してみるのもアリかもしれません。