多様な働き方が求められるこの時代、仕事がテレワークになった方も多いと思います。

しかし、自宅で仕事をするのはオン・オフの切替が意外と難しかったりします。では、自宅をどのようにすれば快適に仕事ができるのでしょうか?

今回はそのヒントになるようなポイントについていくつか紹介していきます。

 

パーテーションを使う

まず簡単なものとしては、仕事をするデスクをパーテーションを使って他の空間と仕切るという方法があります。

パーテーションは、ホームセンターや家具屋さん、インターネットなど身近なところで買うことができ、値段も4,000~5,000円程度で購入することができます。また、使わないときには端に置いておいたり仕舞っておいたりできて省スペースなのも魅力です。

一見単純な方法ですが、図書館や学習塾の自習室のように、仕切りで空間が仕切られているだけでも集中力が高まりますし、部屋の中にあるテレビや雑誌などが目に入らないだけでも誘惑が減り仕事もはかどりやすいでしょう。

また、リモート会議などの際にも自分の後ろにパーテーションを置くことで、後ろにベッドがあったり、壁にポスターを貼っていたりしてもそれを隠すことができるので便利です。

1Kなどで一人暮らしの方や、リビングや自室を仕事部屋として使う人におすすめの方法です。

 

室内テントを使う

2つ目にご紹介するのは、室内用テントを簡易的な個室として利用するという方法です。

インターネットなどで検索すると様々な商品があり、おおよそ7,000~10,000円前後で購入することができます。

こちらは入り口を塞ぐこともできるため、より外部との空間を遮断でき集中力は高まりやすいでしょう。しかし、長時間の場合には閉塞感も強く感じる可能性も高いので、適宜休憩を取るようにしてください。

実際に活用している方の話では、簡易的とはいえ個室ができるため、オン・オフの切り替えがよりしやすいと好評のようです。

 

テレワーク用の机や椅子を用意する

仕事をする空間も大切ですが、しっかりと集中するためには机や椅子も何を選ぶか重要になります。

できれば机は高さのあったもの、椅子は長時間座っても疲れにくいものだと良いですが、そんなにお金はかけられない・・・そういったときはリサイクルショップに足を運んでみましょう。オフィス用品を専門に取り扱っている店舗もありますのでその中から良さそうな机や椅子を見てみるのもいいかもしれません。

会社のオフィスが縮小傾向にあるため、今はオフィス用品がリサイクルショップに流れているようなので、意外な掘り出し物に出会えるかもしれません。

他には、ノートパソコンスタンドを使ってみたり、骨盤サポートのクッションを敷いたりして、今家にあるものにプラスして疲れにくく快適に仕事ができるグッズを買ってみるという方法もあります。

会社と違って、自分でインテリアを自由にカスタマイズできるというのもテレワークの強みです。せっかくですので、楽しみながら環境を整えてみましょう。

 

仕事部屋を確保する

最後にご紹介するのは、思い切って仕事部屋を確保するというもの。長期的に見て、今後もテレワークが続きそう、そういった働き方をしていこうという方は検討してみても良い手だと思います。

仕事部屋を確保する方法としては、大きく分けて2つの方法をご紹介します。

リノベーション・リフォーム

ひとつは、リノベーションやリフォームをする方法です。こちらは、自己所有の物件に住んでいる場合に選択肢として考えられます。

初期費用はかかりますが、きちんとした仕事部屋を作ることで生産性も上がることでしょう。

書棚を作ることで仕事の書類を整理しやすくしたり、壁紙の色を自分の好きな色にして気持ちを高めたり、簡易防音室にして音を気にしないようにする工夫をしたり、予算によって様々な事が可能になります。

リノベーションやリフォームを行っている業者はたくさんあるので、ある程度自分の希望がまとまった段階で相見積もりを取って比較検討しましょう。

引っ越しをする

もうひとつは引っ越しをする方法です。今住んでいる間取りにプラスもう一部屋付いた間取りに引っ越すことになりますが、その際にどのような間取りの部屋に引っ越すのが良いか、参考の間取りについてご紹介していきます。

リビングと離れた部屋がある間取り

仕事部屋がリビングの隣だったり、壁ではなく可動式の仕切板で区切れるタイプの部屋だとどうしても隣室の音が気になってしまったり、気配を感じてしまって集中できなかったりする可能性があります。

そのため、仕事部屋にする予定の部屋はリビングから離れたところにある間取りのものや、振り分けタイプの間取りを選ぶと良いでしょう。

サービスルームの付いた間取り

中には、サービスルーム(S)が付いた間取りの部屋があります。サービスルームの名称は、納戸や、DEN(書斎)、フリールームと呼ばれるものもあり多様ですが、どれも同じようなものと捉えていただいて構いません。

部屋を探す際に、サービスルームを条件にプラスすることで検索結果にでてくるのでチェックしてみるのも良いでしょう。(※検索サイトによって異なる場合がありますので都度ご確認ください。)

 

まとめ

家としてくつろげるスペースと、仕事を集中して行うスペースが必要なテレワーク。ちょっとした工夫から、リノベーションや引越しを含めたものまでいくつか紹介しました。

仕事の効率や生産性を上げながら快適に過ごせる参考になれば幸いです。