梅雨も明け、とうとう夏本番!連日のように気温は30℃を超えて暑さに辟易してしまいますよね・・・そんな時に注意したいのが熱中症です。
外には出かけないし、室内にいるから大丈夫!そう思っているあなた、油断大敵です!
今回は、お部屋の中でも熱中症にならず、快適に過ごせる方法についてご紹介していきます。
目次
熱中症にならないためには?
室内で熱中症になった人の割合は、熱中症患者のおよそ40~50%と言われています。そのため、室内でも十分な対策が必要となります。では、どのような条件下において、熱中症になる危険があるのでしょうか?きちんと知って、予防しましょう!
室温
室温が高いと当然、熱中症になる可能性が高くなります。マンションなどは密閉性が多いため、外と変わらないか、それ以上の室温になっている可能性もあります。温度計などを使い、こまめに室温が高くなっていないか確認しましょう。
熱中症の発症は環境なども含め、個人の体調や疾病の有無など人によって様々なため、明確な基準を設けるのは難しいとされていますが、ひとつの目安として、「室温28℃・湿度70%以下」を目指すように心がけておくと良いでしょう。
湿度
室温と併せて気にしてほしいのが湿度です。特に、お風呂場や洗面台など、エアコンがなく湿度も高くなるような場所は要注意です。掃除などで長時間いる場合には、こまめな水分補給を行ったり、できる限り風通しを良くするなどの対策しましょう。
水分補給
水分補給の仕方にもポイントがあります。のどが渇いたと思って一気にゴクゴク飲むのではなく、のどが渇いたと思うよりも前に少量をこまめに飲むようにしましょう。
また、利尿作用のある飲み物も注意が必要です。コーヒー・紅茶・お茶・牛乳・トマトジュース・赤ワイン・ビールなどの、カフェインやカリウムが多く含まれている飲料は利尿作用があるため嗜好飲料として楽しんでいただき、水分補給として摂取するのには、麦茶・ノンカフェインのお茶・スポーツドリンク・経口補水液などの飲料にしましょう。
エアコンをつける
温度計を見て、室温が28℃を超えていれば迷わずエアコンをつけましょう。電気代など気になる人もいるかもしれませんが、熱中症になってしまっては元も子もありません。
扇風機をかける
扇風機を人に向けてかけるのではなく、天井や壁に向けてかけてみましょう。そうすることで、上にたまった暖かい空気と下にたまった冷たい空気が循環し、部屋の温度が変わります。
エアコンの温度を少し高めに設定していても、一緒に扇風機をかけるとことでより涼しさが感じられます。
生活リズムを整える
熱中症にならないために、体調を整えることも重要です。暑いからと言って栄養の無いものばかりを食べていたり、寝不足なども熱中症になる危険が増します。自分の体調の変化をきちんととらえて、健康に保ちましょう。
寝る時にも注意!
寝る前まではエアコンを付けていても寝る時には切ってしまう、もしくは1~2時間のタイマーをかけて寝る、そういった方も多いかと思いますが、実際にはつけっぱなしにしないと意味がないそう。
エアコンは空気を冷やすもので壁や床などは冷やせないため、切ったそばからどんどん室温は上がっていきます。そのため、寝ている間に熱中症になる人も多く、予防の観念からすればつけっぱなしが望ましいとされています。
設定温度は28~29℃くらいにゆるくしておき、寝る前の水分補給もしっかりと行いましょう。
まとめ
室温、湿度を確認するようにし、適度にエアコンや扇風機なども利用し、水分補給をこまめに行って熱中症にならないよう気を付けましょう。
気にかけていないと意外と体の不調は気が付きにくいものです。注意しすぎるくらいでちょうど良いかもせれません。まだまだ続きそうな暑さですが、対策を万全に、乗り切りましょう!