不動産を借りる、また買う際に、他にも検討している競合がいたとしたら負けたくないですよね。

そこで今回は、競合に競り勝つための心得についてお話していきます。

 

「売主」「貸主」の存在に気付く

普段あまり意識しないことが多いですが、不動産には「売主」「貸主」が必ず存在します。

言われてみれば当たり前なことなのですが、一般的には不動産会社が間に立っているため、買主、借主が売主、貸主に会うことは少ないため、存在を意識しづらいのでしょう。

ですが、そのことに気づくだけでもまずは競合相手よりも一歩リードできるのです。

買う側、借りる側が弱い立場ということをまず理解してください。

 

不動産は世界にたった1つ

これも考えれば当たり前ですが、どの不動産も世界にたった1つしかありません。同じ部屋や建物、土地は存在しないのです。

その不動産の売主、貸主もたった1人、または1社なのが一般的です。(共有所有者等を除く)

買いたい人、借りたい人は不特定多数いる

不動産は1つしかありませんが、買いたい人や借りたい人というのは不特定多数いるのです。その数、数人~数百人いる可能性もあるでしょう。

売主、貸主が首を縦に振らなければ、買うこと、借りることはできません。先ほどの買う側、借りる側の立場が弱いといった意味はここにあります。

 

誠意をもって交渉する

買う側、借りる側からすると少しで安く、条件よく進めていきたいもの。しかし、それは相手も同じ。売主、貸主は自分の不動産に対して愛着を持っているし、価値もあると思っています。

それを、自分の素性も明かさずにただ安くしてほしい、こうしてほしいと要求ばかりしていては気分を害してしまいます。

まず第一に売主、貸主の立場になって、申込書や身分証などの必要書類を整えてから誠意をもって交渉することで良い結果が生まれる可能性が高くなります。

書類の提出をすることで、本気で検討しているんだな、と相手に思ってもらうことが大切です。そこから、交渉の余地ができてくるのです。

 

まとめ

いかがでしょうか。買う側、借りる側がへりくだる必要は全くありませんが、相手がいることだということを忘れずに失礼な態度を取らないよう気を付けましょう。

心構えひとつで、相手に与える印象も変わってくるものです。そこをきちんと押さえ、競合に競り勝ちましょう。