様々な事情で母子家庭となり、引越しを考えているシングルマザーの方で入居審査が心配に思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、そんな不安を少しでも解消できるよう、審査が少しでも通りやすくなる方法について紹介していきます。
目次
安定収入のある親や親戚を契約者にする
現在無職の方や働いてはいるけどパートで家賃の支払いは厳しい、そういった場合には安定した収入のある親や親戚を契約者にしてもらい、入居者を自分と子供にすることで審査は通りやすくなります。
しかし、その場合には以下の問題点が発生する可能性もありますのでよく考慮する必要があります。
各種手当などが受けられない可能性がある
自ら家賃を支払っていない場合、母子家庭の各種手当や補助金の支給が受けられない可能性があります。
もし、自ら家賃を支払い手当など受けたい場合には、何かしら職業につき収入を得て、契約者の名義変更を行う必要があります。また、この名義変更については管理会社に連絡をし、その旨を伝えましょう。その際には、名義変更の手数料がかかる可能性があります。
自ら家賃を支払うことで出る可能性のある補助金は、例えば以下のようなものがあります。
・母子手当
・児童手当
・身児童育成手当
・在宅手当
※自治体などによって受け取れる金額や手続きの確認が必要ですので、詳細については必ず自治体ホームページを見てみたり役所で相談しましょう。
法人大家さんではなく個人大家さんの物件に相談する
物件の大家さんは法人の場合と個人の場合の2つがあります。大家さんが法人の場合は、一定の基準が設けられており、その基準が厳しい場合も多く、審査が通りづらいということがあります。
その点、心優しい大家さんで、個人オーナーの場合は何かと交渉や相談に乗ってもらえる可能性があります。例えば、本人がきちんと仕事をしており、その上でしっかりとした連帯保証人を付けてくれるならOK、保証会社の審査が通ればOKなどと言ってもらえる可能性があります。
大家さんが法人か個人かというのはネットで調べてみるだけでは分からないので、不動産会社に行って相談してみるのが良いでしょう。その際には、自身の事情や状況についてなどできるだけ詳しく話をしてみてください。心優しい大家さんに出会えれば何かと協力して応援してくれるケースもあります。
ずっと募集中の物件を問い合わせてみる
物件を探していて前からずっと募集に出ている空き物件を見たことはありませんか?そういった物件は母子家庭で小さなお子さんがいても審査が通りやすい可能性があります。
しかし、なかなか入居者が決まらないのにはやはり理由があります。築年数が古かったり、駅から遠かったり、設備があまりなかったり・・・ただ、そういった物件であれば、大家さんはなるべく早く入居者を決めたいと思っている可能性が高いため、審査が通りやすい場合が多いようです。
また、条件の中に「子供可」と記載があれば、賃料などの条件が合えばお子さんがいても大丈夫ということなので問い合わせもしやすいかと思います。物件を探す際は、そういった条件の記載も確認してみると良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?母子家庭の場合も、審査が通りやすくなる方法はいくつかありますので、まずは不動産会社に相談してみてください。