商業施設や駅前ビルなど、事業用の店舗の商業物件はなぜか賃料や各条件が非公開なものが多いですよね。一体なぜなのでしょうか?
そこで今回は、商業物件の賃貸情報が非公開となる背景や理由、そのメリットについて解説します。
目次
非公開の理由
1.競争回避
商業物件の賃貸市場は競争が激しいため、賃料や条件が公開されると、競合他社が情報を利用して同じ物件に興味を示すことがあります。非公開にすることで、賃料の安定や交渉力の確保が可能になります。
2.他テナントとのトラブル回避
入居時期や出店区画、向きなどで当然条件はかわります。しかし、すでに出店している他テナントに公開された条件を知られることによって、価格交渉に使われる可能性があったりするため、そういったことを回避するためにも非公開にすることが重要になります。
3.プライバシー保護
物件所有者や賃貸業者は、自身の情報を保護するために賃貸条件を非公開にすることを選択します。特に大規模な商業施設や駅前ビルの場合、所有者や管理会社のプライバシーを守る必要があります。
4.交渉の余地
賃貸条件が非公開である場合、興味を持つ候補者との交渉が直接行われます。このため、双方のニーズや条件を柔軟に調整することができ、より良い取引条件が実現します。
5.デジタルタトゥーの問題
一度公開された情報というのはずっとネットに残ってしまう可能性が極めて高く、リスクになり得ます。
非公開の利点
1.賃料の最適化
非公開の賃貸情報は、物件所有者や賃貸業者にとって賃料を最適化するためのツールとなります。市場動向や需要供給に応じて、柔軟に賃料を調整することができます。
2.質の向上
賃貸情報が非公開である場合、真剣な興味を持つ候補者とのみ接触することができます。このため、賃借人の質を向上させることができ、物件の価値を維持しやすくなります。
3.効率的な取引
非公開情報は、真剣な興味を持つ候補者とのみ共有されるため、無駄な問い合わせや時間の浪費を減らすことができます。これにより、効率的な賃貸取引が実現します。
結論
商業物件の賃貸情報が非公開となる理由には、競争回避や交渉の余地などがあります。一方で、非公開情報の利点としては、賃料の最適化や質の向上、効率的な取引が挙げられます。物件所有者や賃貸業者にとって、非公開情報は賃貸取引をより効果的に進めるための重要な戦略です。
上記記載の理由で、物件や出店希望企業の詳細はネット上には公開できませんが、弊社には、貸主・借主共にお取引のある企業様が数多くいるので、ぜひお問い合わせください。安心の取引先、企業だけに紹介できるためトラブルも減り、各物件ごとに交渉がしやすくなります。
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